
- 2022年11月11日、FTXは破綻しました。
今後、FTXに新規口座を作成することは不可能です。
既存ユーザーも資金(日本円・仮想通貨)を預ける行為は、絶対にしないで下さい。
- FTX Earn(旧Blockfolio)は、APY8.0%。
- FTX JPは、金融庁からの許可済み。
- FTX JPのアカウントが必要(2022年4月1日)。
- FTX Earnの預け入れ残高は、100,000$まで(2022年11月2日)
BBです。
この記事は
「FTX Earn(旧Blockfolio)を利用して、BTCを増やしたい人」
向けの記事です。
「ステーキング方法」と「リスク」について紹介します。
APYについて
FTX Earn(旧Blockfolio)のAPYは、以下の通りかなり高いです。
新しくはじまったサービス(2021年8月開始)なので、高APYは最初だけで、徐々に下落してくると思われます。
早くはじめた者勝ちですね。
対象銘柄 | 対象数量 | APY(%)※ |
---|---|---|
FTX JPの取扱銘柄※※ | 10,000$ 以下 | 8.0 |
FTX JPの取扱銘柄※※ | 10,001~100,000$まで | 5.0 |
※報酬は1時間ごとに発生します。
※※2022年4月1日より、FTX JPの取扱銘柄のみに変更されました。
10,000$以下は、どの銘柄を預けてもAPYは8%です。
特定の暗号資産を8%にして、別の暗号資産を5%に指定する方法はありません。
10,001$以上は、全て同じAPYで報酬を得ることになります。
10,001~100,000$以上は、加重平均によって決定します。
計算例は、以下の通りです。
20,000$預けた場合
10,000$ → APY 8.0%
10,000$ → APY 5.0% (10,000×8.0+10,000×5.0)÷(10,000+10,000)=6.5
APY=6.5% となります。
項目 | HashHub | BlockFi | Coincheck | GMOコイン | bitbank |
---|---|---|---|---|---|
貸出期間と 年利 | 無期限:3% | 無期限:4% | 14日:1.0% 30日:2.0% 90日:3.0% 180日:4.0% 360日:5.0% | 30日:1.0% 90日:3.0% | 1-5BTC:1.0% 5-10BTC:2.0% 10-50BTC:3.0% |
最小数量 | 特になし | 特になし | 1万円相当 | 0.1BTC | 1BTC |
中途解約 | いつでもOK | いつでもOK | 原則不可 | 解約手数料:5% | 解約手数料:5% |
募集期間 | いつでもOK | いつでもOK | 空枠発生次第 | 毎月15日から 翌月15日に 貸出開始を受付 | 毎月1日から 月末まで |
ステーキング方法
ステーキング方法を解説します。
- FTX JPのアカウント
- メールアドレス
- 電話番号
- 本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード など
BlockFolioを使用するためにはFTX JPのアカウントが必要になりました(2022年4月1日)。
①アプリをダウンロード
アプリをダウンロードしてください⬇
紹介コードは「bbcom」です(10$分の取引をするとコインがもらえます)。
現在のところ、スマホアプリのみ対応で、PCアプリはありません。

登録の流れを画像付きで解説します。
②メールアドレス登録
- ユーザー名作成
- メールアドレス入力
- パスワードを入力
- メールをチェック
- メールアドレスを認証
左から右に画面が変わっていきます→





この画面が表示されたら、FTX(旧Blockfolio)のアカウントが作成されます⬇

次に、KYC(本人確認)をしていきます。
③KYC(本人確認)
引き続きKYC (本人確認) を行います。
下記項目を順番に入力していきます。
- 地域を選択:米国意外の居住者
- プライバシーポリシーの同意
- 氏名と生年月日の登録(日本語でOK)
- 出生地
- 国:日本
- 市町村:BBは都道府県を書きました。
- 資金源
- 職業:サラリーマン、公務員などのいわゆる社会人 ←普通の人はこれ
- 学生のアルバイトの場合もこれ(選択肢がこれしかないため)
- 投資:投資家など
- 継承:遺産相続したものなど
- マイニング:仮想通貨のマイナーなど
- 職業:サラリーマン、公務員などのいわゆる社会人 ←普通の人はこれ
- 自宅の住所
- 国:日本
- 住所1:字・番地
- 住所2:部屋番号など
- 市町村:市町村区
- 郵便番号:郵便番号
- 州または地域:都道府県
- 電話番号
左から右に画面が変わっていきます→








④ID登録と顔認証
IDカード登録と顔認証を行います。
- IDカードをスマホで撮影して登録。
- IDカード:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
- BBは運転免許証で許可されました。
- 自分の顔をスマホで認証。


これでKYCは完了です。
約1営業日以内に登録されます。
BBの場合は、約1時間後に取引ができるようになりました。
入金方法
入金方法は、とても簡単です。
BTCを例として説明します。
- 「入金」をクリック
- 「暗号通貨」をクリック
- 入金したい銘柄を「検索」
- 入金アドレスを「コピー」
- 送金ネットワークの指定が可能
- ERC20、SOLなど
- 送金ネットワークの指定が可能
- 送金元取引所にアドレスを「ペースト」し、送金したら完了
入金するだけでステーキングが開始します。
左から右に画面が変わっていきます→






FTX(本家) → FTX(旧Blockfolio)に送金したら約1分で入金できました。
かなりシームレスです。
引き出し(出金)方法
引き出し(出金) は、いつでも可能です。
FTTを例として説明します。
- 「引き出す」をクリック
- 引き出したい銘柄をクリック(この場合はFTTのみ)
- 引き出す「数量」を指定する
- 引き出し先の「アドレス」を入力
- レビューをクリック
- 二段階認証(画像はAuthenticatorのアプリ)
- 「メールアドレス」か「Authenticatorのアプリ」が対応してます。
- 引き出し完了
左から右に画面が変わっていきます→






FTX(旧Blockfolio) → FTX(本家)に送金したら約1分で入金できました。
かなりシームレスです。
ステーキング報酬の確認
ステーキング報酬の確認方法は、確認したい銘柄をクリックすることで下記の画面が表示され、確認できます。

税金について
ステーキングやレンディングの税金については、下記を参考にしてください。
リスク
仮想通貨を預けるリスクについて解説します。
金融庁の許可済み
FTX JPは、金融庁からの許可を受けています。
暗号資産交換業者登録一覧に、「FTX Japan株式会社」の記載があります⬇

金融庁からの許可を正式に得ているため、他の取引所よりも安全性が高くなります。
CoinCheckやGMOコインは、金融庁の許可を得ています。
そのため、不正や違反があってもペナルティを課すことができます。
すなわち、日本国の権利下にあるため利用者が安全に使用することが、ある程度担保できます。
実際、 CoinCheck は、金融庁から行政処分を受けています↓
金融庁は、許可を得ていない取引所に対しては「警告通知」しか出せません。
警告通知は、強制力がなく、相手側が無視したら終了です。
そのため、利用者の安全性を担保できません。
海外取引所のBinanceは、金融庁から警告通知を受けています↓
結論からいうと、FTX(旧Blockfolio)を使うことにリスクはあります。
なぜなら、FTXは、日本の金融庁のライセンスを取得していない海外の取引所だからです。
仮想通貨取引所のリスクを図る尺度として、金融庁からの「業務運用許可」を得ているかどうかという点があります。
CoinCheckやGMOコインは、金融庁の許可を得ています。
そのため、不正や違反があってもペナルティを課すことができます。
すなわち、日本国の権利下にあるため利用者が安全に使用することが、ある程度担保できます。
実際、 CoinCheck は、金融庁から行政処分を受けています↓
金融庁は、許可を得ていない取引所に対しては「警告通知」しか出せません。
警告通知は、強制力がなく、相手側が無視したら終了です。
そのため、利用者の安全性を担保できません。
海外取引所のBinanceは、金融庁から警告通知を受けています↓
FTXは、金融庁からの警告通知を受けていませんが、日本の取引所よりも安全性が担保されていないことは間違いないでしょう。
FTXの良い点として、自主的にレバレッジを下げたことが挙げられます。
多くの海外取引所が、警告を受けても100倍以上の高レバレッジを維持する中で”自主的”にレバレッジを下げたことは、利用者のことを第一に考えているからかもしれません。
FTXのCEOのサム(通称アフロ)は、規制される前に政府とディスカッションをする姿勢を見せるなど、柔軟な対応をみせています。
利用者(投資家)と規制者と信頼関係を築く意欲が感じられます。
FTXがBlockfolioを買収

Blockfolioは、世界で最も人気のある暗号通貨ポートフォリオ管理トラッカーの1つでした。
ユーザーは、全世界で600万人を超える規模をほこっていました。
また、非常に使いやすいアプリでした。
そのBlockfolioが、2020年8月にFTXにより1億5千万ドルで買収されました。
2021年7月28日に Blockfolio が開発した「Blockfolio mobile app」というアプリを「FTX mobile app」というブランド名に変更して、発表しました。
これが今回のアプリです。
以上です。
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