
- ビットコインの将来的な値上げを見越してセミリタイアを目指す
- 2枚のビットコインを利用する
- セミリタイア用:1枚、将来用:1枚
- ビットコインの出口戦略が分かる
BBです。
この記事は、
「セミリタイアをビットコインを利用して行う方法」
解説しています。
ビットコインとは
ビットコインが何か分からない人のために簡単に説明します。
ビットコインは、2008年10月に謎のネット人物「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」が論文投稿したことにより、はじまりました。
それは、国や銀行を介さないで分散管理型の仮想通貨について書かれたものでした。
その論文を元に開発されたのが、世界初の仮想通貨であるビットコインです(2009年)。
2010年にビットコイン取引所が開設されたので、流通している期間はわずか10年程度です。
ブロックチェーンという世界初のテクノロジーで支えられ、限りなく不正ができない仕組みとなっています。ブロックチェーンについては、長くなるためここでは語りません。
気になる方はコインチェックさんのブログをチェックして下さい⬇
金をモデルとして作成されており、
発行限度枚数が2,100万枚と限られているため、デジタル通貨なのに希少性があります。
4年に1度の半減期があり、マイニングコストが増加するため、相対的にビットコインの価値が向上します。
以上、簡単に説明しました。
ブロックチェーンや非中央集権的な貨幣については、
奥が深くノーベル賞ものの発明なので気になる方は、書籍を読むことをおすすめします。
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これまでの価格の流れとしては・・・
2017年に当時の史上最高値(約230万円)を記録した後、3年間低迷(30万円台)し
2020年末に高値を更新し続け、2021年1月6日には約430万円(史上最高額)になりました。
2017年に話題になり、多くの個人投資家が参入した結果、仮想通貨バブルになりました。
その後バブルが弾け、「億り人」と「出川組(含み損抱え組)」に二分されました。
2020年にビットコインが暴騰したことで、出川組が救われたことと
コインチェックさんのCMの再開があり、再び注目されています。
2021年2月現在では、300万円~400万円を前後しています。
ビットコインの動向
BBは
2020年11月21日のブログで、ビットコインが高騰する理由を挙げました。
ビットコイン暴騰の理由3つ
- ペイパル参入
- 大企業が参入
- 4年に一度の半減期
ビットコイン追い風ニュース
11月以降も、ビットコイン高騰の追い風になるニュースがありました。
カナダの上場企業がビットコイン投資に相次ぐ
アメリカの資産運用大手のブラックロックが、ビットコインを投資対象に加える
米テスラCEOで世界一のお金持ちイーロン・マスク氏がビットコインを支持
Visaが「銀行のビットコイン売買サービス提供」を可能にする新事業を発表
ビットコイン市場に機関投資家や大手ファンドが続々と参入しています。
ビットコインのガチホだけでなく、「ビットコインETF」が認められれば
投資信託、先物などの金融商品がひろがりビットコインがより手軽に入手しやすくなり
仮想通貨に疑心暗鬼となっている大口投資家などの資金が流れ込むでしょう。
このようにビットコイン市場に資金が流入しているため
ビットコインは、価格の底上げと値崩れが起こりにくい流れとなってきています。
ビットコイン ネガティブニュース
反対にネガティブニュースもあります。
世界一の投資家ウォーレン・バフェットがビットコインに手を出さない3つの理由
※バフェット氏は以前からビットコイン否定派です。
ちなみにビル・ゲイツ氏も否定派。
欧州中銀総裁がビットコインの世界的規制が必要と発言
バイデン政権が暗号資産について制限する政策を示唆
上記のようなネガティブニュースが出てもビットコインは、大幅に下落していません。
これは、ビットコインの性質を理解している人ほど、ビットコインの規制ニュースがあまり意味のないものと理解しているからです。
ビットコインは非中央集権的であるがゆえに、国が制限をかけにくいものです。
基本的にはインターネットがあれば取引が可能です。
誰でも使える一方で、使えなくさせることや監視することは非常に難しいという側面があります。
制限がかけれる点としては、税金です。
逆に言えば税金しか取り締まる方法がないという状況です。
日本は他国より非常に税金が高いです(最大45%)。
仮想通貨大国のアメリカは、約20%程度です。
株式とほぼ同じ税率なので、リターンの大きいビットコイン市場にどんどん参加してくるのは必然といえます。
日本においても仮想通貨の税金改正の動きがあり、
改正が決まれば仮想通貨市場もさらに盛り上がることでしょう。
BBは、10年後ぐらいだと考えています・・。
今のところ、どんなネガティブニュースも
ビットコインの決定的な値下がりには繋がっていません。
セミリタイアするためにビットコイン投資が向いている理由
セミリタイアに必要な資金
BBは
セミリタイアを成功するための必要な資金は、3,000万円だと考えています。
これには根拠があります。
1年に必要な資金は、300万円/年です。
これは以前ブログでまとめています。
どうやって年間300万円稼ぐかは・・・
スワップ投資、トラリピ、トライオートETF、仮想通貨レンディングなどに投資したら良いと思います。
これらは、比較的に安定して年間10%の利回りが期待できます。
3,000(万円)×10(%)=300万円
年利10%から少々落ちますが・・・
仮想通貨レンディングで最も有名なBlockFiは、
USDT※のAPY(年利)が9.3%もあります。
資金を預けているだけで、3,000(万円)×9.3(%)=279万円が確定してもらえます。
※USDT:米ドルのステーブルコイン。ほぼ米ドルと同価値の仮想通貨。
仮想通貨 | 預け入れ数量 | 年利(%) |
---|---|---|
BTC(ビットコイン) | 1.0以下 | 6.0 |
BTC(ビットコイン) | 1.0~20以下 | 2.0 |
BTC(ビットコイン) | 20より上 | 0.5 |
LINK(チェインリンク) | – | 5.5 |
ETH(イーサリアム) | 0~100以下 | 5.25 |
ETH(イーサリアム) | 100~1000以下 | 2.0 |
ETH(イーサリアム) | 1000より上 | 0.5 |
LTC(ライトコイン) | – | 5.0 |
USDC(ティッカー) | – | 8.6 |
GUSD(ジェミニ) | – | 8.6 |
PAX(パクソス) | – | 8.6 |
PAXG(パックスゴールド) | – | 5.0 |
USDT(テザー) | – | 9.3 |
BUSD(バイナンスUSD) | – | 8.6 |
3,000万円を貯める方法
3,000万円を貯める方法の一部にビットコインを使います。
上記の示した”追い風”もあり、ビットコインは非常に値上がりする確率が高いです。
多くのセミリタイア者のブログをみると
セミリタイアまでに費やしている期間は、10~20年です。
この10~20年という期間はビットコインが値上がりするための期間としては十分です。
著名投資家のビットコイン将来価格予想
著名投資家がビットコインの今後の値上がりについて発言しています。
発言者 | いつ | 金額 |
---|---|---|
米資産運営会社のモルガンクリークのマーク・ユスコCEO | 2027-2030年 | 4000万円 |
元ゴールドマンサックスのラウル・パル氏 | 2021年 | 4000万-1億円 |
米シティバンクアナリストのトム・フィッツパトリック | 2021年 | 3300万円 |
仮想通貨マイニング企業インビットのジュー・ファー | 2022年 | 1000-3600万円 |
火星クラウドマイニングの創業者シャン・スーリン | 2022年 | 1500万円 |
ビットコイン相場をS2F(ストック対フロー)モデルで分析するPlanB | 2021年 | 1000-3000万円 |
米株式分析会社ファンドストラッドのトム・リー代表 | 2021年 | 1000万円 |
仮想通貨取引所バイナンスUSのキャサリン・コリーCEO | 2021年 | 1000万円 |
米仮想通貨ヘッジファンドのパンテラキャピタル | 2021年 | 1000万円 |
大半の予想は、2021年中には1000万円になると予想しています。
2021年2月時点で、1BTC=400万円で購入したとすると・・
約2.5倍のリターンとなります。
ストックフロー比率からみたビットコイン
ゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナなどの希少金属は
数量が少ないほど市場規模が大きいです。
ストックフロー比率の計算方法は以下の通りです。
ストックフロー比率=全総量/毎年の供給量
各金属のストックフロー比率をまとめた表が下記の通りです。
金属 | ストックフロー比率(希少性) | 市場規模 |
---|---|---|
ゴールド | 61.7 | 8兆4175億ドル |
シルバー | 22.0 | 3080億ドル |
パラジウム | 1.1 | 119.6億ドル |
プラチナ | 0.4 | 24億ドル |
つまり、毎年算出できる量が限られているほど希少性があり高価となります。
これをビットコインに当てはめると・・

2022年には1000万円の大台にのり
2024年の半減期以後はさらに価格が向上する見込みです。
セミリタイアまでに費やす期間(10~20年)にビットコインを持ち続けているだけで
価格が上昇する可能性が極めて高いためセミリタイア戦略としてふさわしいです。
なんとなくビットコインを購入した方は、セミリタイアのタイミングで売却するのが
望ましいビットコインの出口戦略(売却)だと考えています。
科学的理論に基づきビットコインの価格を示している動画です⬇
ダブルビットコイン戦略
ビットコインをセミリタイアのために1枚使用したら
当然なくなってしまうので、もう1枚用意するのが理想的です。
なぜなら、30~50年後には5000万円になるといわれているビットコインが
手元にないのは寂しい。
豊かな老後生活を歩むには、丁度よい金額です。
2枚は現在価格(2021年2月)でいうと約600~800万円します。
社会人10年未満の方には厳しいと思われる金額です。
日々節約して、ビットコインを購入するのは、BBはアリだと考えています。
BBは、ビットコインを既に2枚所有しています。取得額は、2枚で約520万円です。
このうち1枚をセミリタイアしたタイミングで換金しようと考えています。
2024年3月(2023年度)にセミリタイアした後
2024年に半減期が訪れるため、価格が高騰した後に売却する予定です。
➡訂正いたします(2021年2月21日)。
Twitterでも宣言した通り、ビットコイン1枚を売却するのではなく
DiFi用に運用いたします。
その日が来るまで、
BlockFiでビットコインをレンディングし数量を増やします。
以上、セミリタイア戦略の参考となれば幸いです。
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